Secbo Secboは、故人の尊厳とプライバシーを守り、伝えたい情報のみを遺すことを可能にしたクラウドサービスです。

 2019.02.15Secboの新サービスについて、中の人に聞いてみた【あぁ〜ナットク!!】

ある日、都内某所に呼び出されたしらきさん。
通された部屋には一人の男性が待っているのでした…

■Secboの中の人登場

   
しらきさん、お疲れ様です。
突然ですが、本日はこちらの方にインタビューしていただきます。

  
よろしくお願いいたします。
   
よ、よろしくお願いいたします。
   
こちらの男性の事はご存知でしょうか?
   
えっと…
いや〜ちょっと、存じ上げませんね…(笑)
   
では、すいません、自己紹介お願いいたします。
  
Secboを運営している株式会社Digtusの岡澤と申します。

   
え〜〜〜!そ、そんな〜。
Secboを運営している人!?本物?どひゃ〜〜(*_*)
   
リアクションがわざとらしい!
本当に知らなかったんですか!?
   
…知ってました。
   
ですよね。
   
まあ、一応、知らない体の方がいいのかなと…
岡澤さん、いつもお世話になっております。オホホ。(^o^)
  
こちらこそ。
お気遣いありがとうございます。(笑)
   
まあ、一通り茶番が終わったところで、
今回のお相手はSecboを運営している岡澤代表にですね、
色々聞いていただきたいと思います。
   
なるほど。わかりました。
それは読者も知りたいかもね?
でも、でもよ?なんで今のタイミング??
もしかして、インタビューネタが尽k…
   
違います!!
ネタ切れとか、断じてそんな事ではありません!!
   
否定が早い!!(^_^;)
  
実は、この度新たにサービスを開始する運びとなりまして。
   
そうなんです。そのあたりを含めてお話を聞いていきましょう。
   
わかりました!どんどん聞いていきましょう!!
よろしくお願いします!
  
よろしくお願いします。
お手柔らかに。

■岡澤さんは何している人?

   
さっそくなんですが、岡澤さんはDigtusとSecboって会社を経営されているんですか?
  
Digtusは会社で、その中でSecboっていうサービスを運営しています。
   
ああ、Secboっていうサービスの名前だったのね。
   
逆に今まで何だと思ってたんですか。
   
なんか、よく分かってなかった。。
よく分かんないまま、色んな人にインタビューしちゃった。。(^o^)(笑)
   
恐ろしいメンタルですね。
そこは私にも落ち度がありますので、この機会に整理させてください。
   
おk!!\(^o^)/
では、Digtusの方ですが、こちらは何の会社なんですか?
  
「終活」や「デジタル終活」をサポートする「Secbo」というサービスを開発しています。
「Secbo」は「故人のプライバシーを守りながら必要な情報を遺族に遺す」ことができるサービスです。
具体的には、故人の意思に従って、必要な情報は遺族に渡し見られたくない情報は消し去ります
   
なるほど。
「Secbo」を開発する会社なんですね。てことはIT係の会社って事ですよね?
岡澤さんは普段はどんな仕事をしてるんですか?
  
「Secbo」そのもの開発や、実現するためにいろんな方に協力を仰いでいます。
   
ああ、今はSecboを中心に活動されてるんですね。
今聞くと、元々「デジタル遺品」とは関係無さそうですが、何かきっかけがあったんですか?
  
私は以前IT系の派遣会社を運営していたのですが、私自身も技術者として働いていました。
結構仕事時間が長かったりしたのですが、ある日道を歩いていたら事故にあいそうになりまして・・・
事故に合いそうと言っても全く危険は無かったのですが「ぼうっとしていたらやばかったな」という程度です。
その時ふと「もし今自分が死んだら家族や社員はどうするんだろ?」と思ったのがきっかけです。

   
その時、ひらめいたんですか?
  
そうですね。
妻は私の仕事の内容は知りませんので、社員への給与の支払いや取引先への連絡等、滞ることが目に見えています。
お付き合いしていた会社さんは良心的なところですのでそちらからの支払いの心配はないのですが、社員への給与は私が手続きをしなければなりません。
それが止まったら大問題なので「何か対策をしなければ」と強く感じました。
そこで「もし自分に何かあっても残された人が困らないものを作りたい」というのがSecboを開発することになったきっかけでした。
   
まさに、今まで取材してきた「デジタル終活」の必要性に、自ら気づいた訳ですね。
サービスが世の中になかったから、いっその事「作ってしまえ!」的な?
  
そうなりますね。(笑)
   
ちなみにですが、これまではどんなお仕事をされて来たんですか?
  
新人の頃は日本でも有数のメーカーに派遣社員として勤めてコンピュータの基礎をしっかりと教えていただきました。
製品開発にも関わりましたが、数年そこで勉強させて頂いた後、今度は実際に使う側の立場でソフトウエアの開発を行ってきました。様々なシステムの開発に携わりましたが特に印象に残っているのは駅の改札や株の売買データをやり取りする製品の開発ですね。
今の私の技術の基礎になった仕事です。
   
駅の改札も!?(・o・)
色んな事をしてきたんですね〜。
「人に歴史あり」って感じで面白いですね。

■Secboで新しく始まるサービス

   
冒頭で、今度新しいサービスが始まるとかおっしゃってましたけど
それはどんな内容なんですか?
  
パスワード管理サービス」「エンディングノート」「SecboAPIをリリースする予定です。
   
え、えっと、パスワードかんり…_φ(・_・
ちょっ、ちょっと解説してもらっていいですか?(笑)

  
わかりました。(笑)
「パスワード管理サービス」は、生前は内緒にしていたパスワードを死後家族に引き渡すものです。
私はIT系の仕事をしていたせいで既存のパスワード管理ソフトが信用できませんでした。
「もし中の人にパスワードを見られたらどうしよう」と不安で仕方がなかったので、紙に書くことにしたのですが「パスワードそのもの」は怖くて書けなかったのでパスワードのヒントを書いていました。
パスワードそのものを書いたら万が一落とした時や盗難にあった時にまずいので、ヒントに止めておいたのですが、たまにそのヒントが役に立たなくて(笑)
   
それはわかります。(笑)
あるあるですね。
  
そこで、普段はヒントだけど、困ったときはパスワードそのものが見られるパスワード管理ソフトを開発しました。
また、中の人に見られる心配をなくすため、暗号化をクライアント側(PCやスマホ)で行うようにしました。
パスワードを入力し暗号化してサーバに送信するまでの流れも利用者が確認できるような仕掛けも用意しました。
パスワード管理については特許も2件取得しています。

   
特許も!
抜かりないですね〜〜
  
「エンディングノート」は、お墓や財産のことなど、終活で書いておいたほうがいいことをまとめたノートです。
エンディングノートにもパスワードを書いておいたりできるのですが、紙のものはいつ見られるか分からないという不安があるため大事なことは書けなかったりするんですね。
そこで、生前は見られないようにしつつ、寝たきりになったり亡くなったりした後は家族が見られるエンディングノートを開発しました。
   
それはわかります。
エンディングノートをデジタル版にした感じですかね。
  
実はエンディングノートにはもうひとつ問題があります。
今回のリリースには間に合わないのですが、エンディングノートは書いている本人が嫌になって最後まで記入できないという欠点があるんですね。
それを次回のリリースでは解決したいと思っています。
   
へ〜、そんな事できるんですか?
その問題が解決できれば、みんな助かりますよね。
それが、「エンディングノート」っと。
あと、何か横文字のやつがありましたよね?
  
最後に「SecboAPI」ですが、これはサードパーティ(弊社以外の開発者)がアプリを開発しSecboにデータを保管できるようにするものです。
   
え、えーぴー…あい?
ああ、はいはい。よくわかりますよ。
いいと思います。ええ。(^ν^)(キリッ)
   
正直に言っていいですよ。

 

   
すいません、全く理解できませんでした。(^o^)
突然、自分の耳がおかしくなったのかなと思っちゃった。(笑)

  
一応、噛み砕いて言うとですね…
他のサービスと連携できるようなイメージなんです。
これで何が嬉しいかというと、使い勝手の良いアプリやWebサービスを作ってもらえるということです。
サードパーティのデータもSecboで安全に管理します。
そして、利用者に万が一のことがあった場合はサードパーティのデータもSecboで一括して家族に引き継ぎます。
弊社の力だけでは必要なサービスを一気に揃えることは難しいので、一日でも早く利用者に喜んでもらえるよう、広くご協力を頂きたいと考えています。
   
なんとなくわかりました。
結局、「みんなで頑張ろう!」って事ですね?
   
雑なまとめですね。
   
となると、今後もどんどん新しいサービスが増えていくって感じですか?
  
現段階では、次のようなサービスを考えています。
まずは終活そのものを充実させるサービスとして「財産目録」「遺言」「自分史」
万が一に備えながらも自分用に使える「日記帳」
家族や友人と共有する「ファミリーSNS」「写真アルバム」「タイムカプセル」
家という観点で使う「葬儀案内」「冠婚葬祭帖」「親戚づきあい帖」
などです。
   
おお。それは楽しみです。
「日記帳」とか、普段から使えて良さそうですね。
どんどん展開されるんですね。

■Secboの今後と必要な人材

   
まだ実現できないけど、将来こんな感じにしていきたいっていう理想はありますか
やってみたい事とか。
  
まだ、言えない事も沢山あるんですが…
他にSecboを便利に使ってもらうためにLINEやFacebookなど外部のサービスと連携することも考えています。
万が一の時、自分に代わってネット上に残してしまった様々な個人情報を消せたら安心だと思いませんか?(笑)
   
思います!(笑)
  
Secboが預かったデータだけではなく、ネット上に存在する様々なサービスと連携して一気に故人の後始末ができたら良いなぁと思っています。更に情報だけではなくリアルのモノの後始末も考えています。
故人が生前契約していた様々なサービスの後始末も代行したいのですが、これは弊社だけではできませんので協力して頂ける事業者さんと広く提携していきたいです。
   
結構壮大な計画ですね。
じゃあ、人が足りないんじゃないですか?
  
そうですね。足りてないんですよ。
   
せっかくだから募集しましょうよ!
今はどんな人が必要なんですか?
ひょうきんな人は?募集する?
   
ひょうきん族ばかり来られても困ります…
   
そう?
場が和んでいいと思うわよ?
忘年会とかも盛り上がるし。
  
楽しく仕事が出来る人ならいいですけどね。(笑)
当社が必要としている人材は…
一言でいえばDigtusではなく利用者の方を向いて仕事ができる人です。
誤解があると困るので補足しますが、会社のことは考えなくて良いということではなく、「利用者のために働けば結果的に会社も大丈夫でしょ?」という発想の人だと面白いかなと思っています。
逆に来て欲しくないのは「働く理由は給料だけ」という人ですね。弊社はベンチャーなので今の段階で安定を求められても困ります(笑)
   
ほうほう。
利用者の方を向いて。
  
これまでIT業界で仕事をしてきましたが、目の前の仕事が本当に利用者のためになるのかという疑問を持たず、「仕様だから」で開発を進め、モノはできたけどあまり喜ばれなかったり、私自身そこに身を置くことがストレスになったりしてきました。
「誰のために、なぜこのシステムを作るのか?」という根本的なところは考えず、与えられた仕事をこなすだけ・・・
それではダメだと思います。
   
IT系はそういう業界なんですね。
  
決して業界すべてがそうという訳じゃないのですが、私自身、そう感じる事が多かったです。
「誰のために、なぜこのシステムを作るのか?」と言いましたけど、その「誰」は端的には発注者でしょうが、発注者は何のためにそのシステムを開発したいのか?
どうすれば本当に役立つものになるのか?
決められた仕様がダメなら仕様を変えればいい!と思うのです。
システムやサービスには必ずと言っていいほど、その恩恵を直接的・間接的に受ける利用者(個人)がいるはずです。
自分がやろうとしていること(開発するシステムやサービス)が「その人の為になるのか?」という想いを持てる人に来て欲しいです。

   
ちゃんと自分で考えられる人って事ですかね?
  
そうですね。
あと、マーケティングなどの人材も必要です。
私はIT系の技術者ですのでコンピュータのことは分かりますがそれ以外は詳しくありません。
コンピュータは分かるといっても「一般の人よりは」というレベルですが(笑)
   
営業とかサービスを広める人も必要なんですね。
  
弊社は安心を売る会社です。
突然の不幸に見舞われても故人とその周りの人を守るために、少しでも多くの方に知ってもらい使っていただきたいです。
そのため、広く世の中に知ってもらえるよう力を貸してくれる人を募集しています
   
ありがとうございます。
今から需要が増える、やりがいのある仕事ですもんね。
これを見た人は是非応募して下さい!

ご興味のある方は是非こちらからご応募下さい!
(不明な点はお気軽にお問い合わせ下さい)
https://www.digtus.co.jp/index.php/customers

■Secboにかける意気込み

   
しらきさんが頑張ってくれたお陰もありまして、
Secboのサイトも充実して、訪問者も増加中でございます。
   
サービスも始まるし、忙しくなりそうですね。
  
お陰様で忙しくなりそうです。
   
では最後にSecboにかける意気込みを聞いてもいいですか?
  
「Secbo」は「終活・デジタル終活の共通プラットフォーム」を目指します!
「終活・デジタル終活の共通プラットフォーム」として、インターネット上でのサービスは勿論のこと、終活に関連するリアルなサービスとも連携を広めたいと考えています。
協力して頂ける事業者様からのお問い合わせをお待ちしています。
   
昨年からの「デジタル遺品」の高まりもあり、
それにあわせてSecboも飛躍の年になると思います。
   
それは楽しみ!これで、私のギャラも倍z…
   
本日はありがとうございました!!
   
チッ(-_-)
ありがとうございました(笑)

  
ありがとうございました。

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