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 2018.10.13「終活弁護士」伊勢田さんに体当たりインタビュー!(その1)【あぁ〜ナットク!!】

今回のあぁ~ナットク!!ですが、横浜の潜入取材にて「デジタル遺品」について古田さんと一緒に公演をされてました、デジタル終活弁護士である伊勢田篤史さんにインタビューさせていただきます。
インタビュー2回目となるしらきさん、くれぐれも失礼のないようにお願いします!

<しらき>
本日はお忙しい中、ありがとうございます。
よろしくお願いします。

<伊勢田>
よろしくお願いいたします。

伊勢田 篤史 さんプロフィール
「相続で苦しめられる人を0に」という理念のもと、「終活弁護士」として活動中。
日本デジタル終活協会 代表理事
デジタル終活弁護士、公認会計士
▼ホームページ
https://digital-shukatsu.net/

<しらき>
私の事を知らないと思いますので、まずは自己ご紹介させてもらいますね。
(席を立つ)

<しらき>
みなさんこんにちは。私の名前は・・・
あ〜あ〜
あ〜ぁ〜
しらき!
あぁ〜しらきです。
よろしくお願いします!

<しらき>
あ、優しい!笑ってくれた!
私、サンドイッチマンの伊達さんの一番弟子でして、
伊達さんがこの自己紹介ギャグを作ってくれたんです。

<伊勢田>
ピン(コンビではなく一人という意味)でされているんですか?

<しらき>
あ、ピンで活動してます。
今の瞬間が一番恥ずかしいですよね。
普段お笑いとかご覧になるんですか?

<伊勢田>
昔よく見てましたねー。
最近ちょっと時間なくて見れてないんですけど。

<しらき>
お話聞く限りだと、とても忙しそうですもんね。
お時間とっていただき、ありがとうございます!
色々とお聞きしたいことがあるので、今日はよろしくお願いします。

<伊勢田>
よろしくおねがいします!

■【デジタル終活】って何!?

<しらき>
以前、横浜展示会での講演に行って聞かせてもらいました。
あの、なんか、これと言ってあのなんだろ…
私ちょっと前回の講演と古田さんからちょっと学んで、
デジタル遺品についてちょっと、多少は学べたかなと思うんですけど…
あの〜、要はデジタル遺品ってスマホとかパソコンとかに入ってるデータとかそういうもの…ですよね?(しどろもどろ)
(一同爆笑)

<スタッフF>
あれだけ時間かけて、収穫それだけ!?

<しらき>
ていうことですよね!?ねっ?

<伊勢田>
そ、そうですね。
デジタル遺品って言うとそうなんですけども、
古田さんはデジタル遺品全般を取り扱っていて、
私はデジタル遺品の中でもデジタル終活という部分を中心に活動しておりまして。

<しらき>
伊勢田さんはデジタル終活弁護士さんなんですもんね。
デジタル遺品とは違うって事なんですか?

<伊勢田>
【デジタル終活】というものを厳密に説明をすると、
<デジタル遺品に対する死後の取り扱いについて考える活動>っていう風に言ってるんです。
こちらが、私がいつもセミナーで使っている資料でして…

<しらき>
すごいですねちょっと、こういうのまで用意してくれたんですか?
(PC画面がモニターに映る事に驚く主婦)

<伊勢田>
ただまあ、これだと分かりにくいかなと思うので
ひと言で言うとコレなんですよね。

<しらき>
あー!そうですねーこのメッセージ、展示会でも見ました!
「貴方はパソコン、スマホを遺して、死ねますか?」つって。
すごいハッとするメッセージですよね。

<伊勢田>
そうですね。
実際にイメージしてみるところが大事だと思うので、
「自分が亡くなった時にパソコン・スマホの中みられていいの?」って言う方がわかりやすいですよね。

<しらき>
うんうん。

<伊勢田>
大抵は「いやー、見られたくない!どうしよー?」みたいな感じだと思うので、
<見られたくないものをしっかり処分する方法>、もしくは<どういう風に見られないようにするか?>という事が考えられます。
他にも、ご主人に「遺さなければいけないものもあるんじゃないの?」とか、
奥さんであれば、例えば「お子さんの写真とか残しておきたいんじゃないの?」ですとか、
財テクとかやられている方だったら「実はネット証券やってるんだけど、旦那には内緒だから、ちゃんと教えとかないと困るかな」のように、そういう具体的な形でイメージとして入っていただくのがいいかと思っているんです。
ですから私はいつもセミナーの最初のアイスブレイクで

「皆さん目を閉じてください。皆さんはパソコン、スマホを遺して死ねますか?」
「絶対に死ねないという方挙手をお願いします」

と、質問してみるんです。

<しらき>
すると?

<伊勢田>
だいたい2〜3割、手が挙がるんですよね。

<しらき>
へ〜〜

<伊勢田>
さらに「絶対に死ねないわけじゃないけれども、死にたくないよ。という方、挙手お願いします」て言うと、さらに2〜3割挙がるので、場所によるんですけれども、まぁ5割以上は手が挙がります

<しらき>
5割、半分以上ですか。
うーん…そうですよね。
変なものをとってたりとかありますもんね?(笑)
男性の方が多いってイメージがあります(ね、女性よりも。

※スタッフ注)個人の見解です!!

<伊勢田>
デジタル終活って何故必要なのか・・・という議論ですが「貴方はパソコン、スマホを遺して、死ねますか?」って言うと、まあ皆さん大体「NO!」と答えていただくと。
その「NO!」って、なんで「NO!」だろうか?といったときに
<隠したい>っていうところに多分、考えがいくと思うんですよね。
それを考えた時に、その<隠したい>でよくあるのは<自分自身がめちゃくちゃ恥ずかしい>という事。
男性であればですね 99.9% 持っている(?)と言われている、アダルトコンテンツ

<しらき>
うーん、いや絶対そうでしょ!!(何故かテンション上がる)

<伊勢田>
もちろん、色々な方がいらっしゃるとは思いますが(笑)
あと、女性でいらっしゃったのは体重の記録をExcel(表計算ソフト)やスマホアプリなどで管理していて、体重の記録は「ダンナには死んでも見られたくない!」って話をされている方もいらっしゃいました。
(毎日見てるのになあ…)と思いながら、その数字自体を知られたくないのか、そういうことを気にしているという事実を知られたくないのか、ちょっとわからないですけど。

<しらき>
女子ですね〜。その気持は分かります。(笑)
毎日見てるとかは関係なしに、とにかく知られたくないんですよ。

<伊勢田>
あと<家族に内緒にしていた趣味>というところで言いますと、まぁ「オタクは2度死ぬ」という名言があるようですが…

<しらき>
何ですかそれ、初めて聞きました!

<伊勢田>
オタクは、まず自分が死にます。これが1度目の死。1回目ですよね?
それから、オタクの家族がパソコンを見て、オタクの「尊厳」がなくなるっていう。
これが2度目の死

<しらき>
そんなんあるんですか!
何か申し訳ないけど、面白い!

<伊勢田>
ネット界隈でそう言われているようですね。

<しらき>
さっそく勉強になりました。「オタクは2度死ぬ」。

<伊勢田>
そう、「オタクは2度死ぬ」。

<しらき>
何かカッコいいですね。映画のタイトルみたい
オタクの人は色々詳しそうだから、色々パソコンに入れてそうですもんね。
それだけ隠したいものとか、見られたくないものがあるって事なんですね。

■デジタル終活は男性特有のもの!?

<伊勢田>
あとよくあるのは、ちょっと話がズレちゃうかもしれないですけど…
【デジタル終活】って基本的には男性向けだと思っているんですね。
というのは、男性脳・女性脳という科学的な根拠があるかは不明ですが、よく言われるのは男性って収集癖があるからだと考えられるんです。
古代から獲物を狩って、巣に持ち帰るというところから、<何か大切なものを持ち帰って大切にとっておく>という傾向があるようです。
一方で、女性というのは集落で暮らして、採集とかでやっぱりその場その場で生きていかないと暮らしていけないため、過去にはこだわらないという傾向があるようです。
こういった傾向を踏まえて、過去の恋愛をデジタルに紐づけて考えますと、<男性は別途保存(名前を付けて保存)><女性は上書き保存っていう傾向があるかと。

<しらき>
うわー!そうそう。
ナットクですね!
考え方違う気がしますね〜。

<伊勢田>
もちろん個人差はあると思いますし、ひとくくりにはできないと思います。ただ、女性はやはり上書き保存される傾向にあるようなので、過去の恋愛をあんまり気にされない方が多いようです。
例えば、恋愛のレバーがあったとして、<レバーが上がると好きという感情も上がる>、そういう連動しているものがあったとすると。
恋愛が終わった時に、男性はそのレバーが下がるだけらしいんです。
一方で女性の場合は、そのレバーの取っ手を全部もぎ取っちゃう。すると二度とレバーが上がることはないんですが、男性は「もしかしたら、いつか上がるかもしれない」と思って、レバーが待機状態となっているだけなんですよね。

<しらき>
すごいですね。分かりやすいです!
その節はありますよね〜
女性はすぐ過去を捨てますからね。

<伊勢田>
だから、男性は遺すんですよ。
彼女の昔の写真とかが、パソコンに残ってる可能性は高いと思うんですよね。それは想いがあるとかじゃなくて、<過去の思い出として綺麗にとっておきたい>という事で。
だから女性週刊誌の取材時も、そういうのを見つけたとしても、なんか想いや未練があるとかじゃなくて、過去の思い出として綺麗に残しておきたいからなんですよ。それで悪いことしてるわけじゃないから、という考え方の違いだよ。という事も女性向けには話したりしてますね。

<しらき>
ああ、それは大事かも。
確かに、過去に付き合ってた彼女が綺麗だったとか、自慢のために保存してるんだと考えている男性が多いような気がしますね。
この事はみんなにもっと知ってほしいですね。

<伊勢田>
普段はパソコンにパスワードをかけてれば見られないと思って過ごしているので、そういう自分の過去が全部残っちゃう

<しらき>
へー。
見つけたら、過去を引きずってるとか、そういう感情があると思っちゃいますよね。

<伊勢田>
中には引きずっている方も、もちろんいるんでしょうけど。
残してるからって、必ずしもずっと好きとかっていう意味でない。
もちろんレバーは下がってるだけで、もぎ取ってる訳ではないのですが。

<しらき>
まあ、もぎ取らない女性もいますけどね、中には。

<伊勢田>
いますいます。

<しらき>
いますけど、でも番その例えが分かりやすいですね。

<スタッフF>
男性って、ログ(記録)つけるの好きじゃないですか?
どっか行った日記とか、ライフログとか。その延長上みたいな感覚かもしれないですね。自転車とか旅行などでGPSの記録をとっておいて、後で地図と組み合わせるとか。
特に意味ないですけど、楽しかったりするんですよね。

<しらき>
えー。面倒くさい
わたしゃ全然そんな事覚えてないわよ。
旅行でそんな面倒な事やってたら楽しめないでしょ。
女性に嫌われるよ?

<スタッフF>
余計なお世話です!!

とても気さくな伊勢田さん。分かりやすい例え話から男性脳女性脳の違いに迫る、実に高尚な(?)お話でした。
次回は【デジタル終活】のやりかたについて本格的に伺います。必見です!
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